子どもを産むのが恐かったんです。
やっと二歳になった娘は、毎日が発見の連続みたいで新しいものを見つけては「これなに?これなに?」と、自分の世界を広げている。
新しい言葉を覚えては、1日中それを言って笑っています。
毎日、しあわせです。
わたしなんとなく、わたしは子どもを産まないんかなと思ってた。
それは漠然と、こんな世の中でどうやって育てたらいいのかわからないっていう不安みたいなものがあったからで、いまでも時々考えます。
この子はどんな子に育つんやろ、学校に行くようになって、いじめられるのも、いじめるのも困るし犯罪に巻き込まれるのも、犯罪を犯すのも絶対に嫌だ。
考えだすと頭がぐるぐる回って涙が出てくる。
でもたぶん
時代がどんだけ変わっても、
わたしがそうやって育ててもらったみたいに、
いいことわるいこと、たのしいこととあぶないことをひとつずつ教えていくしかないんでしょうね。
娘は「ありがとう」と「ごめんなさい」が
かなり上手に言えるようになりました。
産んでよかった。
家族で話そう。福井新聞
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書籍:「 何度も読みたい広告コピー 」 より
コピー:古川雅之さん 福井新聞の広告
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