名古屋市北区わいわい子ども食堂に参加して
こんにちは。
プラスママのななこです。
先日、名古屋市北区のわいわい子ども食堂に参加してきました。
今や社会現象になりつつある「子ども食堂」ですが、名古屋市では、北区のわいわい子ども食堂が始まりだったそうです。
子どもの貧困が問題となり、その1つの対策として「子ども食堂」が注目を集めています。子ども食堂は、地域のボランティアや寄付で成り立っていて、栄養のある温かい食事を無料や安価で食べられるもの。誰でも参加ができます。
子ども食堂が話題になった時、とてもいい取組だと思いました。その反面、メディアでは子ども食堂では貧困対策になっていないなどの批判的な話も聞こえてきました。
「子ども食堂」を知るための情報収集力が必要になる。また、参加するための行動力がいる。つまりは、本当の貧困層には手が届かないという内容です。
実際のこども食堂がどのような雰囲気なのか知りたくて、お手伝いとして参加することにしました。
まず、感じたこと。「子どもたちを心配する気持ちに嘘はない」ということ。
子ども食堂を運営するのは、ボランティアのおばちゃんたち。皆、元気でパワフル!子どもだち1人1人に声をかけて。まさにおせっかいおばちゃん。笑。
私は30代ですが、見ていてうらやしく感じました。自分のことをこれだけかまってもらえる機会って今の子たち、そうそうないんじゃないでしょうか。
この日のメニューは、オムライスでしたが善意で集まった野菜の多さにびっくり!自分ちよりよっぽど豪華な食材が集まっていました。笑。
「こんな時だから、果物も食べて欲しいね!お腹いっぱい食べてほしいね」
温かい会話が聞こえてきます。
実際に参加した人数は、子ども・大人・スタッフ含めて100名以上!
私もスタッフをしながら参加者の方の会話を聞いていましたが、1人のお母さんは忙しくて今週はコンビニのおにぎりしか食べれなかった・・・と話していたり、何度もおかわりにくる子がいたり。
ただ、食事にくるだけでなくつながりを求めて参加しているんじゃないかなと感じました。
北区のわいわい子ども食堂は、前回から思い切って子どもの料金を無料にしたそうです。すると、ずっと顔を出していなかった6人兄弟の子どもたちが遊びに来てくれたりと嬉しい変化も見られたようです。
実際に現場を見に行って思ったことは、こうやって地域のつながりができる。その子どものことを知っている大人が増えるということは、とても良いことだと思いました。
何よりも怖いのは孤立してしまうこと。情報が届かなくなり、社会とつながりがなくなってしまうこと。
直接つながりを持っている人たちは、その人が貧困だからというレッテルを張ることはありません。困ったときはお互い様で、助け合って生きていけばいい。メディアがそれをあおるのが良くないと思います。
今回の件で、私も自分の目で見たもの行動したものを信じよう。反対にいうと、それ以外のことは、真実を知るまでジャッジしないと決めました。
子どもたちの未来のために広がるといいなと思う活動でした。
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